
はい、皆さんこんにちはこんばんはSkei-Styleです。今回紹介するのはGRAPHTのMini-LEDモニター、GR2724ML-BKになります。Mini-LEDで量子ドットのモニターでその中でも結構安めで気になってた!

湾曲モニターではないけど、おそらくよく選ばれるであろうサイズの27インチモニター。
・2560×1440(WQHD)
・平面モニター
・240Hz
・IPSパネル
しかも日本のメーカーなんです!
そんなこのモニターについてと実際に使ってみた感想、あとは注意点もお伝えして行きます。
ちなみに僕の使用環境。
| CPU | Intel Core Ultra 7 265KF |
| GPU | MSI Geforce RTX 5070 12G |
| メモリ | Team T-Create DDR5 6000Mhz 32GB |
そこまでスペックは高くはないけど、いろんなゲームを十分快適にプレイできてます。MacBookをモニターに繋いでた時もあるんだけど、最近はそのままMacBook単体で編集とかすることが多いです。
はい、それでは行ってみよう!!
注意点
使用ケーブルに注意
このモニター、リフレッシュレートがMAXで240Hzとなんだけど…それが出力可能なのはDisplayPortのみ。HDMI接続だとWindowsのシステムからリフレッシュレート選択で、選べる項目が144Hzまでしか表示されません。なのでPCでゲーム目的で使うならDisplayPortを使用しましょう。

一応HDMI2.1のケーブルを使用して試したので、規格は問題ないはず。モニター本体のHDMI端子の規格が2.0だからこうなっていると考えられます。
| HDMI2.1 | フルHD:30-240Hz WQHD:30-240Hz 4K:30-144Hz |
| HDMI2.0 | フルHD:30-240Hz WQHD:30-144Hz 4K:30-60Hz |
| HDMI1.3〜1.4 | フルHD:30-144Hz WQHD:30-75Hz 4K:30Hz |
ザッと規格別にこんな感じみたい。かなりザックリと書きました。箱とか取説とかHPにもHDMIの規格が幾つなのかは見当たらない。まぁ別にDisplayPort使うから良いんだけど、HDMIで240Hz出せると勘違いする人も居ると思うし、そもそも使用している規格とかは記載した方が良いと思うんだよねぇ…。
設定値について

このモニター、初期のモニターの色味がちょっと温かみがあるというか黄色というか自然な色味の感じがしない。で設定項目を見てみたら、ウォームが選択されています。ここは調整必須かなぁ。

あとは輝度に関しても100の調整幅のうちの90になってて、これに関しては調整幅がほぼない。他のMini-LEDもこんな感じなのかな?
なんか意図的に、よく見せようとしている感が見え見えでちょっと気になる。明らかに自然な色味じゃなかったので違和感ありありでした。
なんか意図的にやってる気がするんだよねぇ…
モニターアームのアダプターが付属
こっちは良い意味での注意点。このモニターは100×100のVESAマウントに対応しています。んで、そこに取り付ける用と思われるアダプターが付属してます。ただ、これが付きません。ネジがモニター側のネジ山に届かない…。

しかもエルゴトロンのモニターアームのプレートは普通に取り付けできます。なんでこれ入ってるんでしょう??「おまけで付けました!!」みたいな??

量子ドットとMini-LED
はい、でこちらのモニターは品名にも買いてある通りQD Mini-LEDになってます。QD(Quantum Dot)は量子ドットのことです。
量子ドット
量子ドットは、通常のモニターに比べて色の発色を良くする粒子ことを言います。
| メリット | デメリット |
| ・色域が広く、鮮やか ・高い発光効率 ・薄型、軽量化できる | ・有害物質問題 ・製造コスト ・長期安定性の問題 |
一応メリットデメリットはこんな感じ。なんと言っても広い色域と色の鮮やかさが魅力の量子ドットです。
Mini-LED
続いてMini-LED。これは通常のバックライト式の液晶と点灯方式は一緒。ただそのバックライト部分が細かいLEDになっていて、そのLEDを点灯消灯させることができます。
| メリット | デメリット |
| ・圧倒的な高輝度 ・高コントラスト【ローカルディミング】 ・寿命が長い ・OLEDより低コスト | ・黒表現はOLEDには劣る ・ハロー【光漏れ】が起こる ・デバイスが厚く、重くなる ・消費電力増えがち |
Mini-LEDはこんな感じですかね。バックライトを部分的に消灯させて黒表現をなるべくしつつ高輝度にも対応しているので、個人的に気になってました。
本体チェック
外観と端子部

サイズは27インチ。モニター本体は湾曲ではなく平面のモニターです。モニターの下部は正面はエングレーブのみでボタンを配置せず、下側にボタンを配置。スティック操作のタイプではなくボタンタイプです。

続いて端子部分。接続端子はHDMIが2ポート、DisplayPortが1ポート、オーディオジャックが1ポート、あとは電源ポートとなっています。

付属品
続いて付属品はこんな感じ。
| 付属品 | ・モニタースタンド ・ACアダプターとケーブル ・HDMIケーブル ・DisplayPortケーブル ・モニターアーム用オフセットアダプター ・モニターアーム用ネジ ・取説とステッカー |
個人的にはモニターアーム用のオフセットアダプターが付属しているのが非常に印象良いです。以前買ったXiaomiの34インチウルトラワイドモニターは別途購入したので、その手間と金額が省けるのは非常にGOOD!

モニタースタンドは取り付けが非常に簡単で、モニターの上部にスタンドのマウントを引っ掛けて下側を押し込む。これで取り付け完了。ネジが必要ないのが最高に便利。

稼働域も結構あって…
| 首振り | ±25° |
| チルト | 前傾5°、後傾20° |
| 高さ調整範囲 | 120mm |
| 回転 | +90°、-90° |
こんな感じになってます。左右の首振りもかなり動くし、回転もできてモニターアームなしで縦表示させられます。高さ調整もスムーズにできるし、急いでモニターアーム買わなくても結構快適にゲームプレイできちゃうと思います。
使用していく!!
こっからは実際に使ってみた感想になります。画面をカメラで写してるんだけど、やっぱり直接見ないと分からない事が多いと思うので参考程度に見て行ってください。
輝度

まずは輝度。正直輝度に関してはそこまで驚きはなかった。初期状態だとちょっと物足りないと思った。えぇ?と思って輝度調整しようとOSD開いたら、最初にも言った通り調整幅が100ある内の90になっててびっくり。ほぼ調整できないですやん…。ちょっとガッカリしました。
別に暗すぎるなと思ったわけじゃないんですよ。もうちょっと明るくできるよね?と思っただけなんです。でも輝度を上げようとしたらもう90…どうにもできないのがもどかしいです。
ローカルディミングとハロー
次はローカルディミングとハロー(光漏れ)に関して。正直ね…黒が黒かっていうとそんな感じはしない。でもさすがに今まで使ってたモニターとは違いを感じました。黒いところがちゃんと黒かった。OLED並みとは行かない。OLEDのモニターを持ってないからなんとも言えないんだけど、Mini-LEDでも僕は十分な表現力だと思います。

このモニターはローカルディミングが576ゾーンということで、ちょっと価格帯が上がってくると1152ゾーンとか2000ゾーンを超えてくるモニターもある。なのでそっちだったらかなり有機ELの黒表現に近づくんじゃ無いかなと思ってます。
1番ハロー(光漏れ)を実感できるのが、背景が真っ黒で何かをライトアップしていたり発光していたりする場合。これは結構違いが出ます。ゾーン数によってかなり違いが出るところのはずなので、576ゾーンだとこんな感じだよという指標になればと思っています。
鮮やかさ

鮮やかさに関しては、今回のGRAPHTの方が良いです。設定はウォームからユーザー1に変更して、中身はRGB全てを50のままにしてみました。これが1番標準的な色味の感じがしてます。
やっぱりQDの強み、色の鮮やかさが際立ってますね。思ったよりも色がハッキリ出ていて僕は好みです。
ただオレンジとかの蛍光色はかなり濃くなって目がチカチカする。しかも濃すぎて映像の中でもかなり浮いて見えます。ちょっと違和感を感じるくらい濃く見えるんで、それが苦手な人は色相とかを調整したほうが良いかも。
ゲームプレイ
MHWs

モンスターハンターワイルズに関しては昼間の描写に関してはQDによる色鮮やかさが際立ちますね。かなり色味が全体的に濃いと感じる。特に緋の森に関してはめちゃくちゃ綺麗。鮮やかな緑と明るい緋の光。実際にモニターを見ないと分かりずらいと思うけど、僕は結構感動してます。
最初の方に文句も言いましたが、こうやって並べながらプレイして見るとあからさまに違う。奥のXiaomi G34WQiに関しては色味とか輝度とかもかなり調整してますからね?それよりもこっちの方が断然良い。まぁちょっと暗いと感じるところもあるけど、コントラストがはっきり出て綺麗なんで問題ないかな。

この定価5万円台のMini-LEDのモニターで、これくらい映像の綺麗さが変わってくるなら、これより上の価格帯のモニターが非常に気になっちゃう。明らかに色が濃いし、黒い部分もしっかり確認できるくらい黒く表現できてるから素晴らしい。黒く表現できるおかげか、肌の色とか背景の色味も自然に感じる。やっぱり通常の液晶だと白っぽくなるし、QD Mini-LEDのモニターは強いね〜GOOD!
タルコフ
はい、続いてタルコフ。これはあえて夜のシーンで出撃してみました。もうね…明らかに違う。これは人によるかもれないけど、僕はやっぱりこっち…GRAPHTが良いかな。従来の液晶の方は暗い部分のバックライトも点灯しっぱなしなんで、なんか薄い紫色というか薄い紺色というか…そんな色味になってしまってる。ゲーム内のグラフィック調整でわざと見やすくしてるんだけど、この見え方にすごく違和感があった。でも、モニター変えただけでこんなに変わるなんて驚き。目がチカチカすることも無くなったし、明るい部分でも違和感なくプレイできました。すごく良い。

暗い部分が多いゲームだと特に違いを感じられる。めちゃくちゃいい。QDももちろん効いてるとは思うんだけど、FPSはMini-LEDだと見え方に違和感がなくて良いかな?と思います。もちろんOLEDほどとは言わないけどね??
BATTLEFIELD 6
続けてFPSとしてバトルフィールド6。これは特にくらい部分が多いということはないけど、違いが出るのか気になってプレイ。結構明るい部分が多いと思ってたけど、意外と暗いところはあるんでしっかり違いが出てます。

当たり前だけど建物に入ると暗いところが多いので、建物内では見え方が違いますね。もちろん屋外での明るい部分でも従来の液晶とは見え方が違う。これが勝ちに繋がるかは別として、やっぱり個人的には見やすい。というか見え方が自然なんで、「なんか見にくい…」っていうのが無いです。
明るいところのピーク輝度も気になるほどじゃない。そもそも初期輝度が90だから100にしてみたけど全然チカチカしすぎることもなくちょうど良い。初期の輝度が90っていうのをディスりましたが、人によっては別に気にならないかもしれませんね。むしろ良いのかも??
エルデンリング・ナイトレイン
はい、久々にプレイしましたエルデンリング・ナイトレイン。このモニター、ダークな世界観のエルデンリング合います!多分OLEDの方がもっと良いんだろうけど、Mini-LEDのこのモニターでも十分に世界観を感じさせてくれます。

QDによる色鮮やかさの強調も然り、Mini-LEDによる黒表現の恩恵で全体的な雰囲気が引き締まっている感じも然り。夜渡りの世界観を強調してくれます。
やっぱり従来の液晶だと、全体的に白っぽくなってますね。それしか知らない今までなら気にならなかったし、別に映像が見づらいとか汚いとかは無い。でも1回しってしまったんで、多分もう買うとしたらMini-LEDかOLEDのどっちかを買うと思います。まぁ価格はどうしても高くはあるんだけど、それを出す価値は十分にあると感じました!
CAR X STREET

OSDについて
次は設定です。1番左端にあるボタン、ここから各種設定に入れます。
ゲーム設定

ここは文字通り、ゲームに関連した項目を網羅しています。ジャンル別でモードを切り替えられたり
・「Adaptive Syncのオンオフ」
・暗い部分を見やすくしてくれる「シャドウバランスの調整」
・「応答速度切り替え」
・「リフレッシュレート、クロスヘア、タイマーの表示のオンオフ」
・「ダイナミック輝度」
・「HDRのオンオフ」
・黒挿入によって残像感を抑える「MPRTのオンオフ」
・黒をより際立たせる「ローカルディミングのオンオフ」
・光漏れの多少の調整ができる「Halo Control」
と中々にたくさんの設定項目があります。特にシャドウバランスの調整はFPSで有効で、暗い部分を見やすくすることができます。ただ全体的に白っぽくなるんで、自分の許容できる範囲で調整する必要があります。
ピクチャー設定

ピクチャー設定はコントラストとか輝度、シャープネスとかも変更できますね。Low Blue Lightの設定もあるんで目に優しいモニター設定も可能です。色味は結構変わっちゃうけどね。
色設定

ここでは文字通り、見える色味の調整が可能です。ウォーム・ナチュラル・クールとプリセットがある以外に、自分のオリジナルプリセットも3つまで登録できます。個人的にここの色味設定は人によって調整した方が良い。初期状態だと最初にも言った通りウォームになっています。結構暖かみのある色味になってますんで、気になる方はぜひ調整してみてください。
PIP/PBP
PIP/PBPの設定も一応できます。ただ27インチのモニターでこの機能を使う人は少ないと思うので、今回は割愛。

ざっくりPIPとPBPはこんな感じの機能。この機能はよほどじゃない限り使わないでしょう。
OSD設定
OSDの設定は、この表示の位置を移動させたり透かしたりできる項目です。表示時間の変更もできるし、ホットキーとしてよく調整する項目を3つまで登録できたりもします。結構自由度高くて重宝する人も多そうです。
その他設定
その他に関しては、音量とか消音切り替え、自動電源オフの設定、リマインドのオンオフ、自動調光用の光センサーオンオフ、調整した設定の一括リセット、あとは本体情報を見ることもできます。
色々と説明してきましたが、設定項目も中々たくさんあって良いですね。難しいところもなくて良い。ぜひ購入したら、自分好みの色味とか設定を試して行きましょう!!
まとめ
はい、ということで長々とお話ししてきましたがいかがだったでしょうか?僕個人の結論としては…
入門としても有りだしこれで満足できる人は多いと思う!
…けど、写りやハローが気になるならOLEDに行った方が良い!!
こんな感じかな?やっぱり黒の表現がある程度できるようになったと言っても、真っ黒にはならない。どうしてもハロー(光漏れ)は起こってしまう。綺麗に被写体とか黒との境界をきっちり分けて表現はできないです。なので鮮明に黒は黒で表現して欲しい!っていう人は絶対OLED一択ですね。
最初は色々と文句を言っておきながら、GRAPHTのモニター結構気に入ってます。メインモニターにしてしばらく使っちゃおうかな。モニターって種類ありすぎて、選ぶの大変ですよね。手の出しやすい価格の範囲内でもたくさんあるし、上を見てもキリがない…。なのでこの動画が誰かの参考になればなと思います。



