世間の評価に納得!

皆さんこんにちはこんばんは、Skei-Styleです。今回はコントローラー行きます!紹介するのはBIGBIG WON BLITZ2。アナログスティック版ですね。なんでもプロゲーマーが大会で使用していたことで話題になったようですね。プロゲーマーはBattle Bieber CustomとかVoid Gamingといったメーカーのものを使っていることがほとんど。ただそういうコントローラーは普通に買うと高いんよね。そんな中このコントローラーは高性能なのになんとAmazonで10,800円で手に入ります。ちょっとそそられる金額よね。
はい、でいきなり結論なんですが…
デザインは賛否ある…
しかし性能も快適性も抜群の逸品!
です。なぜそう思っているのか、詳細、使用感、計測結果、良い点と悪い点、最後纏めて終わろうと思います。では行ってみよう!
これで良い3つの理由
はい、最初に抜群に良い!と感じた理由がこんな感じ。
絶頂ポイント | ・背面とバンパーに追加ボタン ・スティックの高さ変更グリップ3種付属 ・10,800円という価格 ・有線なら2,000Hz |
高性能のコントローラーが1万円ほどの価格で手に入るなら、これはこれでコスパ最強と言っても良いかもしれない。なんたってポーリングレートは2,000Hzだからね。僕は体感できてはないんだけど…、まぁ性能は高い方が良いってことで!しかも、バンパーにも追加ボタンを装備。至れり尽くせりで草…。
スティックはTMRセンサーじゃないけど十分正確で、スティックのガタつきもなくて最高。あとで説明はするけど、このコントローラーを設定することができるソフトウェアも非常に優秀。
ちなみにトリガーはなくて、RT・LTがボタンになってます。レースゲームではトリガーが使用前提だと使えないですね。右スティックにアクセルとブレーキを割り当てるのであれば使えるけど…。
TMRモデルとの比較
BIGBIG WON BLITZ2 (グレーグリップ) | BIGBIG WON BLITZ2 (ブルーグリップ) | |
スティックの形式 | TMRセンサー | ALPSアナログジョイスティック |
続いてTMRセンサーを搭載したモデルとの比較一覧…と言ってもスティックしか違わない。スティックのセンサーがTMRか否かってとこ。僕の今回の購入品はアナログスティック版になってます。アナログスティックだから、センターがちょっとズレるけどキャリブレーションが優秀なので全く問題ない。
どちらも優秀だし、価格もほぼ変わらないのは悩む…
BIGBIG WON BLITZ2 のリンクはこちらから↓
コントローラーの詳細
はい、でBIGBIG WON BLITZ2 の詳細に関して。
スペック表
ボタン方式 | ABXY:マイクロスイッチ ホームボタン関係:タクタイル Dパッド:マイクロスイッチ RB・LB・RT・LT:マイクロスイッチ |
スティック | ALPS製アナログジョイスティック |
背面ボタン | ◯(マイクロスイッチ) |
バンパー追加ボタン | ◯(マイクロスイッチ) |
トリガーストップ | ー |
ジャイロ機能 | ◯ |
振動機能 | ◯ |
連射機能 | ◯ |
バッテリー | 1,000mAh |
対応状況 | PC・Switch・iOS・Android |
接続方式 | 有線・無線(ドングル・Bluetooth) |
ジャイロ機能搭載
BLITZ 2はジャイロ機能を搭載しています。僕はジャイロが苦手で使えないんだけど、Switchで慣れていればこれはありがたい人もいるのかなと思います。ジャイロ使用時はインジケーターが紫点灯します。
対応状況
対応している機種・OSは、PC・Switch・iOS・Androidとなっています。
フェイスボタン
続いてフェイスボタンまわり。もうほぼほぼマイクロスイッチ式になってます。あのねぇ、すごく良い。ABXYがマイクロスイッチなのは初めてなんだけど、めちゃくちゃ操作しやすい。人によって好みは分かれると思いますが、僕的には好印象。

あとこの円形と十字の切り替えができるのもいいですね。格ゲーも意識している設定でGOODです。
ALPS製アナログジョイスティック採用
このコントローラーは、ホールエフェクトでもTMRセンサーでもなくアナログジョイスティックです。耐久性とか精度は厳密には劣るかもしれないけど、使ってて全く気にならない。過度にドリフトすることもないし、ちょっとセンターずれててもキャリブレーションが優秀なんでバッチリセンター出せます。これはかなりのアドバンテージ。

でスティックのセンター付近の遊びなんですけど、これはないと言ってもいいですね。めちゃくちゃカチッとしてる。久々に1万円ラインのコントローラーを手に入れたんで結構感動してます。
バンパー周り

バンパーは全てマイクロスイッチ式のボタンになります。LB・RB、LT・RT、追加ボタンのM3・M4があります。トリガーとは書いてるけどマイクロスイッチのみなのでボタンです。調整は効かないので注意。ゲームは選ぶかもしれないけどまぁまぁまぁ、これ買う人はアクションとかFPSで使う人が多いと思うので問題になることは少ないかなと。
あとはペアリングボタンもここにあるので、お忘れなく。
グリップにはラバー加工

持ち手部分にはラバー加工がされて、かなり滑りにくいようになってます。これ、手汗かいても滑りにくいままで感激した。僕は手汗多めなんでこれは非常にありがたい。相当使わないと、ここは摩耗しないと思うんで気にするところでもないでしょう。ただ剥がれてくる可能性もあるんで、長期で使ってどうなるかですね。
下部の4ボタン

ここにはキーマップを登録して切り替えられるボタンに、追加ボタンに割り当てるためのボタンだったり、連射の設定ボタン、マクロの設定ボタンと言った感じでわかりやすいようにボタンが別で配置されています。これもかなり良いですね。わかりやすいのが本当に良き。
各種計測結果
次はスティックテンションなどを一覧でお見せします…こんな感じ。
モード別ポーリングレート(切り替えは長押しで)
Xinput (Xbox controller:ホームボタンとB) | 有線:Avg 1956.95Hz ドングル:Avg 1964.64Hz Bluetooth:Avg 123.15Hz |
Switchモード (Pro controller:ホームボタンとA) | 有線:Avg 123.79Hz ドングル:Avg 124.02Hz Bluetooth:Avg 62.47Hz |
DSE for PC only (Dual sense:ホームボタンとY) | 有線:Avg 1562.50Hz ドングル:Avg 1560.06Hz ※Bluetooth接続できず… |
一応補足として、全てポーリングレートの選択はソフトウェア上で2000Hzを選択しています。xinputではバッチリ2000Hz付近がアベレージで出てます。ポーリングレートってモニターのリフレッシュレートと似たような感じで考えてもらえればいいかと僕は思ってます。そう言われると数値が高い方が良いというのはわかりますよね?
Switchモードはどの接続方式でも125Hz近辺という結果です。おそらくプロコンもジョイコンも125Hzなんだろうなと思います。それに合わせてプログラムされていると思われるので、このコントローラーの進化はスイッチモードではなくやはりXinput接続が必要ですね。
Dual senseとして認識されるモードではBluetoothでの接続ができませんでした。有線なら1500Hz付近をマーク。Bluetoothで検索には出てくるんだけど、何回やっても「接続できませんでした」となるんだよね。ただどのモードでもBluetoothで使う人は少ないと思うんで大丈夫でしょう。Bluetoothはどのモードも125Hz付近の数値。純正のコントローラーは大体125Hzくらいが多いんで気にならない人は気にならないかも?まぁ一応参考までに。
僕はPCで2000Hzで使えるから問題ないけど…
各コントローラーの比較
はい、続いて僕の持っている各コントローラーとの比較をグラフにしてまとめました。皆さんのコントローラー選びの参考になればと思います。
スティックテンション

まずはスティックテンション。このコントローラーを持ってスティックを触った時に、アナログスティックとは思えないくらい感触が良かったんだよね。でスティックテンションを測ったら、僕の持っている中では1番柔らかいという結果に。僕は緩めのスティックが好みなので、このスティックはめちゃくちゃ好き。
スティック押下圧

次はスティック押し込みのテンション。これも僅かな差だけどテンションが控えめ。ここは人によっては軽すぎて誤爆の可能性もあるから、硬めの方が良いって人もいると思います。ただ硬すぎも良くないので柔らかい押し込み圧を、グリップの高さで誤爆しないように調整した方がいいかなと。BLITZ 2は3種類の高さ調整グリップが付属するので好みで調整して行きましょう!
本体重量

重量はこれだけ機能豊富な割に軽いかなと言った印象。おそらく振動パック除去すれば200gぐらいになると思うんで、軽い方が良い人はやってみる価値はあると思います。はい、計測に関しては以上となります。
振動パック除去
とりあえずサクッと振動パックを除去して、重量を測ってみました。分解もネジ8本を外せば、殻割りをしなくてもパカッと外れます。
振動パック除去で207gとなりました。結構軽くなるんでやってみる価値はあるかと思います。
設定に関して
続いて本体の設定に関して。本体だけでもある程度の設定は可能になってるので、気になる方は続きをどうぞ!
一覧表にてお見せします!
追加ボタンの登録 | ①マッピングボタン&いずれかの追加ボタンを同時にタップ(FNのランプがオレンジにブリージング) ②割り当てたいボタンをタップ (FNランプが2回点滅で成功) ※本体のみだと追加ボタンだけ。ソフトウェア上なら全てのボタンがマッピングできる。 |
スティックキャリブレーション | ①ビューボタン&メニューボタン同時に3秒長押し (グリップ付近LEDがオレンジにブリージング) ②スティックを最大限押し込んだまま一定速度で3〜5回転 ③ビューボタンとメニューボタン同時押し、LEDがダブル点滅して消灯したら完了 |
スティックデッドゾーンの切り替え | FNボタンとデッドゾーンを切り替えたいスティックを押し込む (本体のみではONかOFFしかできない) |
ボタンレイアウト切り替え | 下部の4ボタンの1番右が配置切り替えボタン ・最大4つの配置を登録して切り替えられる ・切り替えは一度押すだけで変わる |
連射機能設定 | スティック以外の16ボタンに設定可能 ・連射ボタンと連射したいボタンを同時押しでON ※FNと十字の左を同時押しで連射速度変更(3段階) 解除:連射ボタンをダブルクリックで解除完了 |
ジャイロセンサーキャリブレーション | ①水平な場所にコントローラーを置く ②メニューボタンとスクショボタンを同時押し ③LEDが紫色にブリージングを確認 ④しばらく待機後、LEDの紫色が2回点滅で完了 |
本体でできる設定はこんな感じ。本体だけでもこれだけの設定が可能です。ただ、アプリには振動機能の設定だったり、デッドゾーンの切り替えもON・OFFじゃなくて微調整ができたりとより細かく設定できるんでアプリでやれる人はそっちの方が良いかと思います。
んで、本当はマクロも設定できるんだけど、オンラインの対戦するゲームではあまり使ってほしくないし僕は使わないのでここには載せないです。チート扱いになることもあるみたいなんで、使う人は自分の責任で。
接続方法まとめ
Bluetooth接続 | ①ペアリングボタンを2秒長押しでペアリングモードになる ②端末側でコントローラーの検索 ③出てきたコントローラーを選択する ・xinput▶︎xbox wireless controller ・Switch▶︎pro controller それぞれと表示 ④接続完了するとインジケーターが常時点灯に切り替わる ※現状の接続モードはLED色で判別可能です |
レシーバー接続 | ①レシーバーのボタンをランプが高速点滅するまで長押し ②コントローラーのペアリングボタンを2秒長押しでインジケーターの点滅を確認 ③その状態からコントローラーのインジケーターが常時点灯になれば接続成功 |
接続はペアリングボタンと端末側の設定から選択するだけで完了。特に迷うことなく設定できるかと思います。接続したあともインジケーターの発光色で見える化されてるので一目瞭然。各モードでの色はこちら。
各モードでのインジケーター色
Xinput | 緑点灯 |
Switchモード | 赤点灯 |
DSE for PC only | 青点灯 |
ポーリングレートの時点でちょっとわかっていた方もいたと思いますが、一覧でこちらも載せておきます。
ソフトウェアでの設定
ソフトウェアではより細かく設定を詰めることができます。具体的には全ボタンの配置を入れ替えられたり、振動の強さを微調整できたり、スティックの反応曲線から中立位置を自分の好みの場所に持って来れたりともう至れり尽くせり。
ただちょっと設定が分かりづらい…。Game Sir Connectに比べるとなんだけど、ソフトウェアの反応も悪いし設定項目が複数に分かれていて迷ってしまったりとかもあったんで、一目で分かるような配置というかUIにして欲しいかなというのが第一印象です。ただできることはかなり多いんで、良いとこどりしたようなソフトウェアが出てきたらなぁというのが願望です。
ゲームプレイしてみる
モンスターハンターワイルズ

最近はやってる人が少ないみたいですね、モンハンワイルズ。老害ハンターとしては非常に悲しい状況ですが、僕は非常に楽しんでますよ〜。
はい、でモンハンワイルズといえば武器の操作がちょっと大変という不満をよく聞きますよね?純コンだと背面に追加ボタンがないから、Bボタンを長押しする操作でカメラを動かせなくなるんですね。左親指に出張してもらってこんな感じで操作もできるけど、結構というかかなり忙しくなってしまう…。
それを解消するべく僕は、背面ボタン付きコントローラーを買い漁り始めたわけなんです。ただちょっと気になる点でも話すんですけど、背面のボタンが押し込み圧高めなのと、位置が少し悪くて押しにくいのが難点。ということでモンハンに関しては僕の一推しに比べるとオススメ度は落ちるなぁというのが僕の感想です。ちなみに僕のモンハンの一押しコントローラーは、前に紹介したTegenaria Liteです。有線接続しかないけど、PS配置でしかも価格が安いんで気になる方は一度チェックしてください!
モンハンワイルズなら最高にオススメ!!
SPLIT GATE 2
はい、FPSはSPLIT GATE 2。これ最近正式リリースされたのにまたベータ版に戻ったみたいです。僕は好きなんですけどねぇ。確かに話題になってないところやプレイヤーが少ないのかなと感じることも多かったので仕方ないのかな?

はい、でBLITZ 2のプレイフィールはもう最高。マジで今までで1番調子良い感じがする。もちろんすごいプレイができるようになることはないけど、エイムが良くなったのがわかる。FPSをやり込んでるわけじゃないから、詳細なフィールをお伝えできないのが非常に申し訳ないんだけど本当に良いんですよ。
でセンター付近に関しては、ちょっとドリフトというか視点がズレやすい。少しシビアにセンターを合わせるか、デッドゾーンを入れてしまうか対策は必要ですね。ただプレイ中はこのズレが気になるかと言われれば全く気になりません。コントローラーを置いたときに視点が結構ズレるので、一応書いてます。これは不具合というかアナログスティックなんで仕方ない部分なのかなと思ってます。これが無理ならTMR版のBLITZ 2か他のホールエフェクトスティックのコントローラーを買うしかないですね〜。僕は全然気にならないしむしろこれが良いとまで思てます。マジで!
使用した感想
もはやプロも使っているという中華コンは文句なしに使いやすい。エイムが良くなった気がしてFPSがまた一段と楽しくなりました。ゲームしすぎて動画が疎かになってしまっています。すみません…。

ただ気になる点はあるよねぇ…ということでこのコントローラーの良かった点・気になる点がこんな感じ。
評価一覧
良かった点 | 気になる点 |
・スティックテンションが最高 ・スティックの高さが変えられる ・マイクロスイッチのテンションの軽さ ・登録した配置変更が簡単 ・2000Hzも効いていると思う… | ・背面ボタンが押しづらい ・背面ボタンが硬い ・バンパーのボタンの位置が遠い ・ソフトウェアの設定が分かりづらい |
良かった点
僕はやっぱりスティックテンションが他と比べて、感じるくらい軽いのが最高でしたね。本当に操作がしやすい。エイムがしやすいと感じるせいでゲームが止まらねぇ。これは人によって意見が変わってくる部分だと思うけど、一応参考値として計測結果を見てもらえればと思います。今んところ僕の持っているコントローラーで計測した結果は1番軽い。
あとはスティックの高さを変えられるのも良いよね。自分の好みで高さを変えてよりエイムを安定させられるってのが最高。
2000Hzに関しては…まぁ効いてるんだろうと思ってます。流石に僕は最近FPSをパッドでやり始めたんで、正直わからんです。でも操作しやすいと感じるってことは、これも少なからず影響していると思うことにしてる。

気になる点
気になる点は、背面のボタンがちょっと押しにくいところが1番気になる。ちょっと渋いんだよね。押し込み圧高めな感じ。モンハンでちょっとスカることが多かったんで気になりました。押しにくいっていう理由にボタンの位置もあって…微妙に力を込めづらい位置にある。これは僕の手の形とかも関係あるから、みんなが感じるものではないですかねぇ。
バンパーの追加ボタンの位置も人差し指で押そうとすると少し遠い。中指で押せばちょうど良いけど、エイムが安定しなくなるからできれば人差し指で押したいと思っておるところでございます。
あとはソフトウェアもわかりづらい。最初見た時はどこに何があるかがパッと見で判断できませんでした。最初の印象が悪いと、ずっとそう感じてしまうのが人間。やはり一目で分かりやすくUIを作って欲しかったです。Game Sir Connectみたいにね。
はい以上!!
FPSなら現状最高かも!
まとめ
長々と喋ってきましたが、FPSなら最高にテンションあがるコントローラーでしたね。マジでエイムしやすく感じるの何なんでしょうか?アナログスティックな・の・に、最高です。でも細かいこと言うとセンター付近はやっぱりセンサーがガバいので、デッドゾーン0で感度上げてるとちゃんと真ん中を意識して止めないとドリフトします。まぁドリフトっていうか視点がね、少し動いちゃうくらいですけど。なので「うわぁドリフトしてるー!」…じゃなくてセンター付近はアナログスティックはホールエフェクト並の精度はない感じは否めないんで、気になる方はTMR版のBLITZ 2をお勧めします。価格も1,000円しか変わらないし。でもドリフトしても多少の調整が効くソフトウェアが優秀なんで、買って損はしないと思います。ということでFPSプレイヤーにマジでオススメのコントローラBIG BIG WON BLITZ 2のレビューでした。
