最高かよ…

皆さんこんにちはこんばんは、Skei-Styleです。今回は久々にコントローラー紹介。紹介するのはGameSir Nova2Lite。あのコスパに優れるNova Liteシリーズの後継モデルとなっています。私は前モデルは持ってないんだけども。
はい、でいきなり結論なんですが…
コスパを求めるならこれでOK!
です。なぜそう思っているのか、詳細、使用感、計測結果、良い点と悪い点、最後纏めて終わろうと思います。では行ってみよう!
これで良い3つの理由
最初に言ったコスパ求めるならこれ!と感じた理由がこの3つです。
ポイント3点 | ・5,000円という価格 ・現時点で使用上は不具合なし ・現状の必要スペック全部入り |
価格と性能のバランスでコスパは決まりますが、Nova 2 Liteはアマゾンでの販売価格が4,599円と5,000円を切ってます。前モデルと何が違うのかと言うとこんな感じ。
GameSir Nova Lite | GameSir Nova 2 Lite | |
トリガーストップ | ー | ◯ |
背面ボタン | ー | 2つ搭載 |
ホールエフェクトトリガー | ー | ◯ |
Dパッドの方式 | 十字タイプ | 円形タイプ |
基本的な性能は、おそらくそこまで違いはないと思われます。ただNova Liteを持ってないので断言はできない…。もし使用感やボディが同じだとしたら、この違いを見て自分の使用用途に合わせて価格で選択できるんで参考になればと思います。Nova Liteの販売価格はアマゾンで3,299円。価格差が1,000円ちょっとあるので気になる方はよく吟味してください。
搭載している機能をよく確認してね!
前モデルのリンクはこちら↓
コントローラーの詳細
はい、でNova 2 Liteの詳細に関して。
スペック表
ボタン方式 | ABXY:メンブレン ホームボタン関係:メンブレン Dパッド:タクタイル RB・LB:タクタイル |
スティック | ホールエフェクトセンサー |
トリガー | ホールエフェクトセンサー |
背面ボタン | ◯(タクタイルスイッチ) |
トリガーストップ | ◯ |
ジャイロ機能 | ー |
振動機能 | ◯ |
バッテリー | 600mAh |
対応状況 | PC・Switch(Switch2)・iOS・Android |
ジャイロは非搭載
Nova 2 Liteはジャイロには対応してないです。なのでSwitchでの使用でジャイロも使いたい方は、違うコントローラーを選択する必要があります。
対応状況
対応している機種・OSは、PC・Switch(Switch2?)・iOS・Androidとなっています。Switch2に関しては僕が持ってないのでなんとも言えません。ただアマゾンのレビューでSwitch2に接続できたと書いている人が居たので記載しています。
フェイスボタン

続いてボタンまわり。ABXY、ホームとモード周辺のボタンはメンブレン式になっています。ABXYはほとんどのコントローラーが採用していますが、ここら辺のボタンがメンブレンなのは最近のものではなかったんで新鮮ですね。別に反応悪いとか動きが悪いとかは今のところはないので特に不満はない。ABXYも問題なし。

Dパッド、ここの十字キーね。これはタクタイル式のボタンになってます。結構押し心地良くて、マウスクリックかと思ったくらい小気味よく動作するんですよ。個人的にマウスクリックのボタンが好きなんで、ここは非常に好印象。
あとこの円形になっているタイプなんで人によっては苦手な人もいるかも。これは格闘ゲームをプレイする人には良いらしいけど、どうせなら付け替えて十字とこの円形タイプを切り替えれるとよかったかな。とはいえコストの問題も出てくるか…ん〜難しい!
ホールエフェクトスティック採用
ホールエフェクトセンサーの採用で、スティックのドリフトを極力抑えることができます。ドリフトというかセンターが若干ズレるのは多少はあるんで、使用上問題になるような極端なものでなければ問題なしです。

でスティックのセンター付近の遊びなんですけど、これほぼ無いですね。なかなか素晴らしいですよ。5,000円以下でホールエフェクトでこれなら十分でしょう。押下圧とスティックテンションは計測結果のチャプターでお見せします。
バンパー周り

バンパーにあるRB・LBはタクタイル式を採用していて、ここのボタンもマウスクリックに近いような感触です。マジで押し心地最高。
トリガーに関しては、ホールエフェクトセンサーを採用しています。これは非常にありがたい。FPSとかアクションゲームならボタンでも良い。けどレースゲーなんかだと、アクセルやブレーキは細かく調整できる方が良い。なのでホールエフェクトトリガーを搭載していると、この細かい調整ができるようになるので本当に最高です。
しかもトリガーストップまでついているので、マジで最高なんよ。
各種計測結果
次はスティックテンションなど測定できる範囲で計測しました。一覧でお見せします、こんな感じ。
計測結果一覧
ポーリングレート | 有線:969.93Hz 無線:957.85Hz |
スティックテンション | 4.5N |
スティックボタン押下圧 | 6.9N |
重量 | 231g |
ポーリングレート
はい、もちろんポーリングレートは1000Hz近辺出てます。商品説明でも記載がある通り、有線でも無線でも1000Hz近辺出ていました。前に買った、MOJHONのAETHERはバグ?でディスプレイの言語設定を日本語にすると画面暗転時に500Hzに切り替わるクソ仕様がありました。Nova 2 Liteに関しては今のところポーリングレートの不具合は出てないです。
使用時間的には、だいたい20時間ほど。耐久性は今後もずっと使わないとなんとも言えないですね〜。
各コントローラーの比較
スティックテンション | スティック押下圧 | 重量 | |
Game Sir Nova 2 Lite | 0.45N | 6.9N | 231g |
Game Sir Super Nove | 0.6N | 7.7N | 263g |
EVOTOP | 0.6N | 8.3N | 374g |
8BitDo Ultimate 2 wireless | 0.55N | 6.9N | 246g |
MOJYOHN AETHER | 0.55N | 8.2N | 215g |
dualshock 4 | 0.65N | 7.3N | 212g |
スティックテンション
このスティック、テンション低めで好みですね。できるだけ軽い方が操作はしやすいんですよね。ただ軽過ぎるとセンター付近に戻る力が弱いので、ちょっと問題は起きやすそう。
スティックボタンの押下圧
ここも他と比べると比較的軽めの部類なのかなと。誤爆の問題が出てくるかもしれないけどこれなら問題ない気はしてます。
重量
重量も200g前半と軽め。振動パックを除去すれば200gも切れそうな感じはしますね。インジケーターランプがあるので、振動機能は除去しても機能的には問題ないと思うので後でやってみようかな?
分解してみる

てことで早速分解してみました。特に難しいところもなく、簡単に分解できましたね。
振動パックを取り外して組み直した本体重量は181.9g…とんでもなく軽くなりました!

設定に関して
続いて接続方法と設定に関して。有線接続はただUSB-Cのケーブルを繋ぐだけで認識してくれたので今回は省きます。
取説がめちゃくちゃ見づらいのでまとめてみました。
GAME SIRの取説はデカすぎて逆に見づらいのよ…
接続方法まとめ
Bluetooth接続 | 1:ホームボタンとBボタンを青色のインジケーターランプが素早く点滅するで同時に長押し 2:使用するデバイス側でBluetoothの設定を開いて【wireless controller】を選択 3:インジケーターランプが白点灯に切り替わると接続成功 |
レシーバー接続 | 1:ホームボタンとXボタンを緑色のインジケーターランプが素早く点滅するで同時に長押し 2:レシーバーをPCのUSB-Aポートに接続したらペアリングボタンを押して待機 3:インジケーターランプが白点灯に切り替われば接続成功 |
Switchへの接続 | 1:ホームボタンとYボタンを赤色のインジケーターランプが素早く点滅するで同時に長押し 2:Switch側でコントローラーの設定から「持ち方順番を変える」を開く 3:コントローラーのマークが出てくるので選択 4:インジケーターランプが白点灯に切り替わると接続成功 |
Androidへの接続 | 1:ホームボタンとAボタンを黄色のインジケーターランプが素早く点滅するで同時に長押し 2:使用するAndroid側でBluetoothの設定を開いて【GameSir-Nova】を選択 3:インジケーターランプが白点灯に切り替わると接続成功 |
iOSへの接続(Bluetoothのみ) | 1:ホームボタンとBボタンを青色のインジケーターランプが素早く点滅するで同時に長押し 2:使用するデバイス側でBluetoothの設定を開いて【DUALSHOCK4 wireless controller】を選択 3:インジケーターランプが白点灯に切り替わると接続成功 |
基本的な操作は同じなので、特に不便なところはないかと思います。取説には接続完了したら黄色いランプが点灯と記載があるんだけど、これは白だよね?僕の個体は白点灯だったので白でこの表は記載させてもらいました。
有線/レシーバーのモード切り替え
プラットフォーム | モード | インジケーターランプの色 |
PC | Xboxモード | 緑 |
Switch | Switchモード | 赤 |
Android | DS4モード | 青 |
基本的には一度接続が完了したデバイスなら、自動で切り替わるので気にしなくて大丈夫です。手動で切り替えたい場合はホームボタン左右のメニューボタンとビューボタンを同時に2秒長押しでXbox/Switch/DS4モードの順番で切り替わります。
※接続成功時にMボタンを押せば現在の接続モードが確認できますのでご確認ください。
コントローラーのみでの設定方法一覧
キャリブレーション | 1:ホームボタン・ビューボタン・メニューボタンを同時に長押し 2:インジケーターランプが白色でゆっくり点滅するのを確認 3:両方のスティックを2〜3回転 4:トリガーストップはオフの状態で1番奥までストロークを3回 5:終わったらAボタンを押して終了 (ランプが点灯に切り替わる) |
スティックデッドゾーンの切り替え | Mボタンと対応するスティックの同時長押し2秒 |
ボタンレイアウト切り替え | MボタンとAボタンを同時長押し2秒 |
振動の調整 | Mボタンを押したまま↓ ビューボタンで弱く、メニューボタンで強くなる |
ヘアトリガーモード切り替え | Mボタンと有効化したいトリガーを長押し (トリガーストップは解除状態で) |
使用した感想
比較的軽めのコントローラーNova 2 Lite。疲労感とかも全然なかったしスティックがおかしな挙動をすることももちろんなし。5,000円を切ってくるコントローラーとしてはかなり優秀じゃないかと思いますよ。本当に。

ただ気になる点がないことはないです。そこまでほぼないけどね?ということでこのコントローラーの良かった点・気になる点がこちらです。↓
評価一覧
良かった点 | 気になる点 |
・コスパは文句なし ・スティックの中立位置の遊びの無さ ・スティックテンション緩め好きなら最高! ・軽めのコントローラーは疲労感なくて良い | ・トリガーストップの切り替えが操作しづらい ・スリープ復帰にはホームボタンの長押し必要 |
とりあえず文句はない
不満点というか気になる点は、いくつか挙げてはいますが今のところ印象は良いです。今後長期で使っていくとどうなるかは未知数ですけどね。
個人的に1番良かったのはスティックテンションが他と比べて、しっかりと感じるくらい緩くて最高です。本当に操作がしやすい。エイムがしやすいと感じたのはこれもあると思います。これは人によって意見が変わってくる部分だと思いますが、一応参考値として計測結果を見てもらえればと思います。
気になる点は、1番はやっぱりスリープの復帰ですかね…。これ他のコントローラーは大抵ボタンを一回押すだけで復帰してくれるんで余計に気になります。

なんで長押しで再起動にしたのか分からないけどボタン一回押したら復帰してほしかった…。アプデで対応できるかな?期待して待ちます。
スリープ復帰が長押しなのが意外と不便だったから、改善してほしい!
まとめ
はい、とまぁ色々と喋ってきましたが総じて僕的には非常に高評価ですね。やっぱり5,000円を切ってくるこの価格で、搭載する機能・スペックを考えると十分でしょう。そして気になる部分はあれど致命的な欠陥はなかったんで、非常におすすめです。すごい安いコントローラーではないけど、コスパで考えたらめちゃくちゃ良いところ突いてきたなと思います。