はい、皆さんこんにちはこんばんはSkei-Styleです。前回の動画の最後でチラ見せしたんですが、今回はこちらを紹介して行きます。

はい、どーん。こちらZUIKI EVOTOPになります。前回買った、コスパで選んでしまったコントローラーで苦い思いをしたんでね…もうね、一回上を見てみようと思っていきなり買っちゃいました。それでは、行ってみよう!
ZUIKIとは…
ZUIKI(瑞起)は、日本国内のメーカーみたいですね。ただ代表の方は中国出身?らしいです。主な取引先として、任天堂、パナソニック、シャープなど有名企業とも取引しているようで、中国のSoC大手Allwinner Technologyの日本総代理店でもあるとのこと。
開封
でEVOTOPはニンテンドーのライセンス認証を取得したコントローラーとなっています。スティックとトリガーにホールエフェクトセンサーを搭載でポーリングレートは1,000hz。今のスペック高めのコントローラーではスタンダードな性能です。まぁ、モンハンなんでそこまでスペックの高いコントローラーなんて意味ないじゃないか…って言ってくる人いるかもなんですが、やっぱりガジェットとしてコントローラーとかキーボードって良いじゃないですか?所有欲を満たしつつ実用的なコントローラー…。
それでは開封。

内容物は本体入りのケース、USB-A to Cケーブル、UWB対応USBドングル、充電ドック、説明書に保証書が入っています。
充電ドックにドングルを仕舞ったり差し込んでPCと接続はできませんのでそこは残念ポイントかな〜。

で収納ケースの中に、付属品があって背面ボタン4つと十字キー、あとは高さ違いのスティックが入っています。



感触
いや〜マジでカッコいい…。この見た目は所有欲満たされまくるよ、最高。まず目をひくこのカーボン調のパネル、アラミド繊維で出来ているみたいです。車好きとしては非常に刺さるデザインです。めちゃくちゃカッコいい。触り心地もサラサラしていて高級感あります。

グリップの部分は人工皮革?合皮を使用していて、滑りやすいかなと思ってましたが意外とグリップするんですよね。非常に良いです。

で、かなり目立つこのディスプレイ。これタッチパネルなんですよ。ここの画面で設定ができるので、PCで一々設定を立ち上げなくてもキーマップだったり、デッドゾーンなんかも調整できます。

ボタン関係
はい、で次はボタンまわり。ディスプレイを囲うように配置されている部分から。ABXYと十字キーはメンブレン式ボタンです。クセもなくて使いやすいと思います。まぁここまでの金額なら「マウスクリックでも良かったんじゃね?」と思わなくはないです。でもメンブレンが嫌いなわけでもないのでこれは気にしてません。

で次なんですが、十字キーだけじゃなくて背面レバーもなんだけど、これ金属なんでめちゃ質感高いです。しかも十字キーはマグネットでピタッと吸い付きます。凄い…。

左右スティックと左右トリガーはホールエフェクトセンサー式を採用したものがそれぞれ搭載されています。ホールエフェクト式は従来のアナログスティックとは違って、接触する接点が存在しないので接触不良や接点の引っ掛かりが無いことによる耐久性と動きの滑らかさ向上が魅力。もちろん、稼働する部分はアナログスティックと同じなのでスティックが破損することはあるかもしれませんが、個体差はあれどアナログスティックほどの不良や破損はほぼ無いと思われます。

そんなスティックとトリガーを採用したコントローラーなんで、微調整が必要不可欠なFPSやレースゲーをする人にとってはかなりのアドバンテージになりそう。

トリガーストップも搭載されていて、3段階で調整が可能です。

更新をしたら好みの設定をしていく
更新が終わったら各種設定です。特に難しいところはありませんのでサクサクできると思います。キーマップやスティックのデッドゾーンなんかの調整をしたプロファイルを3種類まで登録できます。ゲーム毎に設定できるのはありがたい。

キーマップは自分の好きなように入れ替え可能でスティックもデッドゾーンとアウターデッドゾーン、反応曲線までいじれます。ここまでの設定を本体のみでアプリ要らずで登録可能です。これは非常に便利ですよね。

使用してみて…
で使ってみて、持った時に気になってた合皮の部分なんですが、汗でこう持ちにくくなるとかベトベトするとか全くなくてめっちゃ良かったですよ。しかも滑らないのでほんとによかった。コストは掛かるのかもしれませんが、他のコントローラもぜひ採用してほしい部分でした。剥がれるかどうかはもっと長期で使わないと分かりません。

あとは背面の誤操作。レスティングポジションを取れないのでちょっとビビってましたが、全然気にならなかったです。握り込むことなんて全くないんで非常に快適に操作できました。でボタンの重さもちょうど良くて、軽く指を置いておく程度だと反応しないので使い勝手は非常に良いです。

背面4ボタンによる恩恵をフルに活用して、カメラ操作を普通にしたまま攻撃をできるようになりました。最高。
良かった点・気になる点
ZUIKIとしては初のコントローラーらしいのですが、気になった点はしっかり挙げます。
良かった点
背面ボタンの位置
これはねぇ、個人的にブッ刺さりました!マジで位置が絶妙。自然な指の位置にあるから押しやすかった。人によっては押しにづらいとか誤爆し過ぎて使えないとかあるかもですが、刺さる人にはとても刺さる良い配置だと思います。

スティックとトリガーのスムーズさが最高
ホールエフェクト採用のスティックとトリガーは調整のしやすさが最高に良いです。モンハンはカメラの操作をちょくちょくするし感度を上げていくとスティックの操作感も重要になってきます。そうなるとこのスティックが生きてくる。これもよかったです。

無線で1,000hz出るUWBは伊達じゃない!
UWBの使用で有線と同じポーリングレートでの使用を可能にしているこのコントローラー。ただちょっとUWBだとバッテリーの消費が激し目なので、こまめな充電が必要になるのは厳しいです。

気になる点
気になる点の方が非常に多いです。
バッテリー切れると有線でも使えない
このコントローラー、バッテリーが空になると有線も使えません。有線で繋ぐと、充電できるんだけどある程度貯まるまでは使えません。なので無線での使用を考えている人は、使い切る前に充電するか有線接続で使用するかしないと手間が増えます。

こまめに充電するなら気にならないかもしれませんが、僕はそっち派じゃないのでめっちゃ気になりました。有線の人ならほぼ気にならないと思いますが、バッテリー切れても有線にしたらすぐ使用できるようにはして欲しいかなぁ?
充電時間長すぎ
最初にも言いましたが、充電時間長過ぎです。手元に来た時点ですっからかん。次の日じゃないと満足いくまで使えません。充電初めて2時間経っても5分の1程度しか貯まらない。満充電まで8時間は時間かかりすぎでないスカ?
バッテリーの消費が激しいのに充電が遅いと、使う頻度減りそうで非常に勿体無い。Switchユーザーの人はデスクでゲームする人とリビングのソファーでゲームする人のどっちが多いか分かりませんが、もし後者が多いならこの充電が長いのは致命的ですね。本体からめっちゃ長いケーブル伸ばして充電する人っていないと思うんでこれは非常に気になりました。
液晶の設定が見づらい
液晶もね〜、ぶっちゃけアプリで設定できるんだったらそれで問題ないんですよね。見づらいし反応もイマイチなんで、ディスプレイ撤去して価格下げて出したほうが良かったと思います。

ただ、設定が本体のみでも完結する利便性を欲しがる人も確実にいると思うので難しいところです。
バッタリーの減りが早い
このコントローラーの魅力、UWBウルトラワイドバンドを使用して快適にプレイできるんですが…使用していると非常にバッテリーの減りが非常に早い。ちょっとびっくりするくらい早いです。
4、5時間使ったら4分の1くらいになっているので充電か有線に切り替えないとあっという間にシャットダウンです。無線での使用を考えている人に関しては懸念点ですね。長時間のプレイでの無線はちょっとおすすめしません。
マイナスボタンが押しづらい
マイナスボタンが押しづらいのはモンスターハンターワイルズでは致命的…。スティックの右上で尚且つ近すぎて、プレイ中は非常に押しづらいです。

他にも…
他にも背面のレバーがめっちゃ外れやすかったり、有線で接続してるのにコントローラーが反応しないと思ったら勝手にEVOTOPが再起動し始めてたりとか…。ゲームプレイ中になった時は壊れたと思いました。操作を受け付けなくなるんですもん。しかも有線ですよ?なんかちょくちょくおかしな挙動があったりするんで気になってはいますが、散々言ってきたんでもう言わないでおきます。
ちょっと中途半端な感じが残念で仕方ないです。
結論
はい、で結論。これが刺さるのは所有欲満たされたい方、 メインの使用環境がSwitchの方、無線でも有線と変わらないポーリングレートが欲しい方、あとはこのコントローラーで設定できることに非常に魅力を感じるのであれば非常におすすめできます。

ガチゲーマー向けとは言い難いですが、しっかりと所有欲を満たしてくれる背面4ボタンのコントローラーEVOTOP。僕は非常に気に入ってます。充電長いとかたまに挙動がおかしくなるとかありますが、こんなにカッコいい見た目のコントローラーは他にないです。現状見た目は1番のコントローラーでした。まぁだから買ったんですが、性能自体は高い水準ではあるので余裕のある方、買ってみてもいいんじゃないでしょうか?

はいと言うことで、ZUIKIとしては初のコントローラーということで多くの問題点が顕になりましたね。凄い技術盛り込むのはいいんだけど、その前にやることあるんじゃない?ということで最後は文句ばっかりになっちゃったけども喋ってきました。
これを踏まえて今後、さらにブラッシュアップしたEVOTOPを展開してくれることを期待してこの動画を終わろうと思います。僕自身このコントローラーの見た目とか背面のボタン配置とかはすごく刺さってるんでね…好きなんで、今後の開発にめっちゃ期待しています。本当に有線にしたら普通に使えるようにはして欲しい、マジで!
はい、ここまでご覧いただきありがとうございました。