省スペースでめちゃめちゃ自由度の高いカメラ一脚、導入しました。
はい、こんにちはこんばんはSkei-Styleです。今回ご紹介するのは非常に利便性の高いカメラ一脚、【SIRUI AM-404FL】。型番だと分かりづらいですが、高さ調整ができてトライポッドベースで自立できる一脚となります。比較的軽量でめっちゃ高さを出せるのでかなり便利。伸縮部分を取り外せばそれなりに低くも撮影できるようになるこの一脚、価格はAmazonにて15,000円ほどで手に入ります。僕はセール時に購入したので10,000円ほどで手に入れました…。ラッキー!ただし雲台はついていないモデルだったので僕の持っている三脚のものを使い回しています。
それを鑑みても非常に魅力的なこのカメラ一脚を見ていきましょう。
カメラの一脚も三脚もピンキリ
意外とこのカメラを載せる一脚だったり三脚って利便性を求めると値段は高めなものが多いです。ワンタッチで足を出したり引っ込めたりできるものとか欲しいなぁとか思ったけど、とてもじゃないけど手を出せない。
SIRUIでも材質がカーボンになると30,000円以上…。ふぅ〜。ワンタッチで伸縮できる物になると40,000円を超えてきます。高いねぇ〜。気になって、Amazonを徘徊していたらカメラ一脚では60,000円とか100,000円なんていうものもあって驚いていました…。イっちゃってる〜!
ただ安い三脚や一脚を使った後に10,000円を超える一脚を使ってみた僕としては、お金をかける価値はあるなというのが結論です。この一脚も導入して本当に良かった。
SIRUI AM-404FLの詳細
それでは本製品の紹介をしていきます。
筐体

本製品の材質は、非常に重厚感ある見た目の割には非常に軽量。材質は金属となっています…アルミ。金属とはいえ比較的軽量なアルミなので、取り回しでめちゃくちゃしんどい…となることはほぼないと思われます。気になる重量は1.4kg。重いでしょうか?僕は気にならないレベルなので非常に便利と感じています。

収納バックも付いてきますので、持ち運んで現場で使用しないと…という人も追加でバックを買う必要はなし。これさえ買ってしまえばそのまま持ち運べます。ん?そんなにいない?まぁまぁ…。
トライポッドベース

次は足元。自立可能なこちらの一脚はトライポッドベースによってそれを可能にしています。トライポッドの足の部分は角度を変えてロックできるようになっていて、幅は取ってしまうがここでも高さ調整が幾分かできる。収納する際、足を逆側に折り畳んで省スペース化し仕舞えるのは…ナーイス!

接地する部分はゴムを採用していて、滑りを防止してくれています。ありがたい!
ボールジョイントでフレキシブルに角度調整も可能。角度を高頻度で変更しながら撮影する人がいれば重宝しそうです。水平器が二つ付いていて、水平を出せないということはありませんのでご安心を。
伸縮自在のメインチューブ

このカメラ一脚は最大で190cmまで伸ばすことができるんです。「いやそこまで使わんやろ」という人はお黙りくだ…。まぁ、使える幅は広い方が良いということで。実際、そこまでは使わなくても高さの自由度は高いと便利なわけで。クレーンショットをするときはこの高さが効いてくるはずなので、魅力の一つだと僕は思います。

伸縮時のロックはフリップロック式。これ、高さの調整が簡単に素早くできるので「好き」なんですよね〜。もしかしたら使用頻度が多すぎると、すぐ緩くなってしまうかもしれませんが僕のように頻繁に高さの変更をしない人であれば問題なさそうな感触です。
クイックリリースシステム搭載
この一脚はクイックリリースシステムを搭載していて、マウンティングプレートとメインチューブを分割、メインチューブとトライポッドベースを分割可能。

ということは…マウンティングプレートとトライポッドベースをドッキングしてデスク上でカメラを載せて撮影に使用できます。ちょっと大きめになってはしまうんですが、使い方の幅が広がるのは素晴らしい…ウェルカムです。

ボールジョイントはトライポッドベース側に搭載されているので、この構成ならカメラの角度も簡単に変えられます。これはこれで非常に使い勝手良さそうでGOODです。
あとはクイックリリースに加工が施されていて、1度固定できればこの部分が回らないようになっています。この部分が自由に動いてしまっては、360°パンが意味を成さないので当たり前と言えば当たり前ですね。
360°パンが可能
クイックリリースプレートの下…この部分。ここは脱着可能な部分…ではなくロックを解除することで一周ぐるっと回すことができる構造になっています。

先ほども言った通りに、クイックリリース部分は回らないよう噛み合うようになっています。なのでクイックリリース部のせいで動きが変になることはありません。
安定したパンを可能にするこの機能は人によっては助かるということもありそうです。足元がしっかりしているおかげで斜めになったり倒れそうになることもなく、バッチリとパンが可能になっています。
プレートのネジ
マウンティングプレートの中心に座しているこのネジ…。実は逆側にもネジ山があって、ワンタッチでひっくり返すことができます。これは使用する部品やカメラによって変えながら使えるという素晴らしい利点でしょう。

他の雲台を持っていればそれらを流用しつつ運用が可能です。
メインチューブのみの一本使用ができる!
この一脚は、トライポッドを取り外して本当の一脚として運用ができます。
トライポッドの下にゴムのアタッチメントが付いていて、これを外すことができます。最初は「なんでここにこんなのついてるんだ?」と思っていました。しかしメインチューブの下を見ると何やら付きそう…。はい、付きます。

これを取り付けることで、メインチューブを一本だけで利用できます。この一本足って意外と使い所あると思っていて、サッと出して足を広げることなく高さだけを調整。そしたら手持ちより断然安定して撮影ができる。外で三脚や一脚の足を出す時間すら惜しい…という人が大勢いるとは思わないんですが、トライポッドがちょっと邪魔だなと思った時は外して運用できるのは…ありでしょう!

使用法と応用
次は、こちらの一脚の使用法を説明。特に面倒な部分はありませんし、別に説明が必要ないという方も多くいると思いますが一応載せときます。
①トライポッドベースを展開
まずは足元、トライポッドを展開します。足は出来る限り広げた方が安定しますので、目一杯広げます。
②メインチューブ取り付け
次はメインチューブを取り付け。カチャンとロックがかかりますので、そこまで入れ込むようにしましょう。噛み合うようになっていますので、「入らないな」と思ったら一度確認しましょう。位置が合えばすんなり入ります。
③マウンティングプレート取り付け
メインチューブ同様、クイックリリースなので簡単に素早く取り付けできるようになっています。
④水平出し
ここで水平を出しておきます。水平は当たり前ですがカメラを載せる前にやった方が楽なので、やってしまいましょう。
⑤高さ調整
この段階で、カメラを載せて最後に高さ調整をします。
買う時に、「一脚って不安定ですぐ倒れそう…」という不安を漠然と抱いていたんですが杞憂でした。思いの外安定している。もちろん三脚に比べたら若干不安定ですが、カメラを載せた程度では倒れそうということはありません。馬鹿でかいレンズは流石に無理かもしれませんが、それ以外であれば意外となんとかなりそうな感じ。それでいて省スペースに収まるこの一脚という選択は、間違いなく最高の選択でした。

気になるポイント
続いて気になるポイント。非常に満足しているこちらの一脚なんですが、気になるポイントがねぇ…一応あります。ただこれはもっと上位のモデルを買えば良いので出しづらいんですが挙げときます。
①ワンタッチでの昇降があれば最高
ほら、「じゃあ高いの買えや」って思ったんじゃないですか?でもね…この価格帯にワンタッチって見つけられなかったんですよ…。だからこそ、あれば良かったなぁってことです。
やっぱり、当たり前だけどワンタッチで上げ下げできれば便利なんですよね。このフリップロックも簡単で素早く昇降できるにはできますが、ワンタッチには敵わない。なので僕の願望としてあげました…はい次〜!
②雲台セットもあれば…
僕は三脚から付け替えれたから良いですが、持っていない人はカメラの上下の動き、チルトですね。これはできないので雲台もつけてくれたら尚良かったかなと思います。
僕個人としても、どうせなら同じメーカーのもので揃えておきたい派なので…。SIRUIさんデザインがかっこいいので色々と欲しくなっちゃいますよねぇ。レンズとか欲しいんですよ本当は…。
SIRUIレンズが欲しいけど…
そう、SIRUIさんのレンズが欲しいんですよ。一脚の話からだいぶ逸れますがSIRUIさんにレンズはデザインもカッコいいし、他の方の動画を見る限り写りも良さそうだし。そして手の届きやすい価格設定が何より素晴らしい。感謝しかない。
しかし…1番重要なラインナップ。Lマウントがねぇ…。僕が「おっ、このレンズ良さそう!」と思ったらLマウントは無かった…。チックショー!!もう本当にSONYのEマウントが良き。ほんとにもうレンズ選び放題なんですもん。基本的にEマウントは大体ラインナップされるので羨ましいです。もういっそのこと乗り換えてしまいましょうかねぇ…?レンズだけじゃなく気になってる機種もあることだし…。
まとめ
はいというわけで、今回はSIRUIさんのカメラ一脚【SIRUI AM-404FL】を紹介してきましたがいかがだったでしょうか?デザインも色味もカッコいいし僕の好みの一脚を手に入れられて満足です。そして気になっていた一脚を導入して、想像以上に便利で撮影が快適になりました。狭い部屋で三脚を広げるのは厳しい、色んな使用用途に合わせられるものが欲しい…と言った方には非常におすすめです。
カメラ一脚はこれ以外にもたくさんの製品がありますので、自分に合ったものをぜひ見つけて導入してみてはいかがでしょうか?
