圧倒的に美しい、継ぎ目なしアルミフレームのカメラがSIGMAから発表されました。

はい、みなさんこんにちはこんばんはSkei-Styleです。今回はSIGMAさんから発表された、SIGMA BFについて気になったので調べてみました。カメラ史上初の継ぎ目なしアルミフレーム採用で、もはや芸術品。とても美しい。
僕もともとSIGMA fpが欲しくてLUMIX S5Ⅱを購入するかfpを購入するかで非常に悩んでいました。やっぱりSIGMAさんのカメラのデザインって、惹かれるものがあるんですよね。洗練されていて、シンプルなのに飽きの来ないデザインが最高です。
で…今回の発表では、ロゴが変わったり新レンズが発表されたり色々と内容が盛りだくさんだったようで、この時期は新製品が続々と発表されますので非常に楽しみな時期でもあります。
そんな中で発表されたSIGMA BF。非常に美しく、もはや芸術作品と言っても差し支えないレベルの出来栄えに興奮が止まりません。発表された仕様や作られた経緯などを見ていけたらと思います。
それでは行きましょう。
SIGMA BFの仕様・スペック
一応注意ですが、現時点では発表されたばかりで、発売ではありません。
仕様①
はい、内容はこんな感じ。
外形寸法(幅×高さ×奥行) | 約130.1×72.8×36.8mm |
質量 | 約446g(バッテリーを含む)、約388g(本体のみ) |
撮像素子 | 35mmフルサイズ(35.9mm×23.9mm)裏面照射型CMOSセンサー |
カメラ有効画素数 / 総画素数 | 約2460万画素/約2530万画素 |
記録メディア | 内蔵メモリー(約230GB)、USBストレージ(バックアップ対応 |
レンズマウント | Lマウント |
連続記録時間 | 2時間 |
AF形式 / フォーカスモード | 位相差検出方式+コントラスト検出方式/シングルAF、コンティニュアスAF(動体予測機能付)、マニュアルフォーカス |
ISO感度(推奨露光指数) | ベース感度 [静止画撮影] ISO 320 [動画] MOV: ISO 320、Log撮影時: ISO 1250 設定可能範囲 ISO100-102400/拡張感度ISO 6、12、25、50 |
手ブレ補正方式 | 動画のみ電子式(EIS) |
シャッター・シャッター速度 | 電子シャッター ・1/25600~30秒、Bulb(最長5分) |
モニター 視野率 | TFTカラー液晶、アスペクト比3:2、3.15型、約210万ドット、静電容量方式タッチパネル 約100% |
付属品 | Li-ionバッテリーパック BP-81 メタルボディキャップ (ブラック / シルバー) スタートガイド 保証書 保証書シール |
静止画撮影可能枚数 連続動画撮影可能時間 | 約260枚 約60分 |
インターフェイス USB Type-C | USB 10Gbps(USB 3.2)準拠(マスストレージ、UVC、UAC、外部映像出力、充電/給電) REMOTE:ケーブルレリーズ 外部マイク・ヘッドホン出力:対応 |
見た目と仕様をザッと見る限り…特に見た目ですね、完全に嗜好品といった印象。いや、全然悪い意味ではないですよ?嗜好品というか美術品?と言った方が正しいでしょうか?非常に格式高いカメラと言った印象を受けます。本当に美しい…。思わずそう口走っていました。

サイズは言わずもがな、非常にコンパクトです。まるでコンデジのような外観ですが、フルサイズセンサーを搭載したカメラです。重量もバッテリー込みで約446g。なかなか軽めですね。
センサーはフルサイズ、総画素数約2530万画素、うち有効画素数は2460万画素となります。もちろん必要十分。クセがないと言ったら変ですが、極端に少なくもなく極端に多くもないちょうど良いところだと感じます。
AF形式も位相差検出方式+コントラスト検出方式を採用して、AFの精度と速度も良さそう。実際に実機に触って見て来ているわけでもないので細かい事はどうこう言えませんが、SIGMA fpがコントラスト検出方式を採用していたのでそこに位相差検出も合わせたハイブリッドは期待大です。

シャッターは電子シャッターのみ。僕はメカか電子かのこだわりは特にありませんが、人によっては歪みやらフリッカー等のデメリットによって選択肢から外れてしまうでしょう。

ボディ背面のモニターはTFTカラー液晶・アスペクト比3:2の3.15型で約210万ドット。静電容量方式タッチパネルを搭載しています。ただしチルトでもバリアングルでもなく、稼働しないモニターになります。これは他のメーカーと大きく違う部分でしょう。今時はほぼモニターが稼働するカメラばかりで、それが当たり前に感じていました。このSIGMAさんからの無稼働モニターの提案は、当たり前を当たり前と思わず常に疑問を抱き開発しているカメラ開発への情熱を感じました。
とまぁざっくりと大まかな仕様を並べてみました。圧倒的な性能に振ったカメラではないと思うので、この見た目とSIGMAさんのカメラの独特な写り、あとは生まれ変わった究極のシンプル操作系統を楽しみに購入する人をターゲットにしていますね。
仕様②
続いて撮影関係の仕様です。こんな感じ。
静止画ファイル形式 | ロスレス圧縮RAW(DNG)14bit/JPEG(Exif3.0) RAW(DNG)+JPEG同時記録可能 |
画像縦横比 | [21:9]、[16:9]、[3:2]、[A Size]、[4:3]、[6×7]、[1:1] |
静止画記録画素数(RAW) 静止画記録画素数(JPEG) | RAW・JPEGともに6016 x 4012 |
クロップ | 3840 x 2560 (約1.5倍の焦点距離に相当) |
動画フォーマット 音声フォーマット | MOV: H.264、H.265、L-Log リニアPCM (4ch 48 kHz / 16-bit: 最大) |
動画記録サイズ / フレームレート | 6K※ (6K: 6016 x 3384) / 23.98, 25, 29.97 fps ※EISとの併用不可 UHD 4K / 23.98, 25, 29.97 fps FHD / 23.98, 25, 29.97, 50, 59.94, 100, 119.88 fps |
その他の機能 | 設定の保存/読込、ウェブカメラ、カメラ内RAW現像、収録した動画からの静止画切り出し、Fill Light(ボディ内RAW現像のみ対応) |
EIS:電子式手ブレ補正
Fill Light:画像の明るい部分の露出を変えずに、暗い部分にライトを追加するように明るさを調整できる機能
静止画は14bitのロスレス圧縮RAWでの撮影が可能となっています。ここまで情報量豊富なデータで撮影できれば、多少の白飛び・黒潰れはRAW現像でなんとかなるでしょう。
しかし僕は写真より動画がメインなので、動画の方をメインに見ていきます。動画フォーマットはH.264、H.265、L-Logで記録可能。音声はリニアPCM (4ch 48 kHz / 16-bit: 最大)となっています。L-Logでの撮影が可能ということで、広いダイナミックレンジで撮影できるのはありがたい。
動画の記録サイズは6Kまでいけちゃうんですね…。すごいな。ただ6Kでの撮影時は制限があるようで、電子手ぶれ補正が使用できなくなるようです。これはちょっと痛いか〜?

あとは4KとフルHD。最近は普通になっている4K60pでは記録できない様子。どうせ撮るなら4Kで取りたいと思うだろうし、フレームレート60で撮りたい人も意外と多いんじゃないかと思うのでこれは影響してくるかな?
とはいえ必要十分な能力はあるSIGMA BF。皆さんはどう思いますか?
SIGMA BFが生まれた経緯

続いてSIGMA BFが誕生した経緯について。
「Sigma BFの真髄は、そのシンプルさにあります。レンズは写真の魂である一方、カメラ自体もまた、あなたが撮る写真に直接的、間接的、そして潜在的にさえ、深い影響を与えます。だからこそ私たちは、時にカメラ・オブスクラの原点に立ち返りながら、かつてないほど直感的な撮影体験を提供するカメラを作りたいと考えました。
BFは機能や性能に妥協することなく、創造性を妨げるあらゆる要素を排除しています。継ぎ目のないボディから、洗練された操作部、明快なユーザーインターフェースに至るまで、BFの全ての要素は純粋な撮影体験を体現するために設計されています。」
とのことです。公式サイトに掲載されている文章ですが、デザインを見る限りその理念を体現していると言って間違い…無いでしょう。ボタンは必要最低限。モニターもあえて稼働しない固定式を採用し、SDカードスロットさえ廃止。内蔵メモリーなら決まった容量の中で撮影しなければならないので、本当の意味で撮影に専念することができるでしょう。

無駄な思考もデザインによって排除してくれるこのBFという提案はもちろん人それぞれですが僕は非常に魅力的に感じています。
SDカードスロットなし…
で先ほども言いましたが、SIGMA BFはSDカードスロットが非搭載です。とはいえ内蔵メモリー230GBを搭載。必要十分ではあります。人によっては「ちょっとなぁ」と感じる人もいるでしょうから、これは人それぞれ意見が別れるでしょうね。僕はありだと思います。
SDカードを買う必要がないし、レンズがあれば買ってすぐ使えるのはいいんじゃないかな?まぁカメラを持っている人ならSDカードを持っていないことはないと思うので…う〜ん、どうなんでしょう?
内蔵ストレージが破損した場合は金額面と修理の時間にちょっと難儀しそうですが、今の記憶装置に関する部品ってカメラに限らずパソコンでも破損ってよっぽど扱いが雑とか、初期不良以外ないと思うんで気にならないかなぁ。初期不良なら保証でなんとかなるだろうし。
シンプルを突き詰めたデザイン
この外観は本当に魅力的です。過激なまでにシンプル…その言葉がピッタリなSIGMA BF。アルミのインゴットから7時間かけて削り出すアルミフレームを採用し、手間暇かけ圧倒的高級感と機能美を併せ持った最高の筐体。なんでもカメラの歴史上初らしいんですが、継ぎ目のない真のユニボディ構造を採用して作られているらしい。これはすごい…。

ぜひ手に入れてみたい…とだけ言っておきます。

いやほんとに、ワンチャン有りかなとか思っちゃってますよ?Lマウントなので今持っているレンズも使えるし、普段使いもできそうなシンプルな見た目とサイズ感。ゴツいカメラで、いかにもカメラしてるのも良いなぁとは思いますが、ここまで無駄を削ぎ落として気軽に持ち歩きたくなるようなBFは魔性の魅力を秘めています。
本体色に合わせた9本のレンズを展開

今回の発表に合わせてレンズを9本展開するようです。カラーを合わせた展開で、contemporaryの単焦点が公式サイトには掲載されていました。今後BFに合わせてどんどんレンズは出てくるはずですので期待大ですね。
Lマウントだし僕はパナソニックのレンズも使用できるのでBF購入ありかも…?
1つだけ気になることが…
気になるのがねぇ…1つだけ、本当に1つだけなんですけどあります。それは価格。ちょっと高すぎる。レンズはおそらく付いてこないと思うんですが、公式オンラインショップで385,000円…。ライカに寄せていくのかな?と感じるぐらいの金額。

おそらく、「それでも良い人が買うんだよ!」という声が聞こえそうですが、スペックは価格と乖離している印象を受ける。アルミの削り出しボディに相当コスト掛かってしまっているのだと思います。まぁカメラの歴史上初らしいですからねぇ。もちろん高品質で僕は気になってますし、カメラを知らない人でもデザインで魅了してしまうほど美しいとは思いますが…、いきなりこれ程高級なカメラ導入とはならないと思いますね。
SIGMAの山木社長曰く「スマホのカメラが進化しスマホのカメラで撮影する人が増えた今、カメラを製作する側としてカメラはどういう存在意義があるか考えてきた…」とおっしゃっている動画がありましが、カメラを持ってない人がこの金額を見たら余計にスマホで良いやと感じてしまうと思うんですよね。逆にカメラで撮影をする人なら、スペックを見ると「?」となりそうな気はする…。僕だけ?まぁろくにカメラを使いこなせない僕がいうのもアレなんですけども!おそらくはカメラを持っていて、普段使いの趣味用のカメラとしての存在、楽しみと所有欲を満たす存在を打ち出したのだろうと思います。現に僕も見た目はドストライクで欲しくなっています。
このカメラの展開が一般層に刺さる可能性も十分にあります。一歩抜きん出たデザインのカメラって無かったので非常に話題性もあり素晴らしい発表であったと僕は感じています。
まとめ
はい、ということで今回は発表されたばかりのSIGMA BFについてお話ししてきました。公式サイトに掲載されている「過激なほどにシンプル」というワードが非常にインパクトがあり、その名に恥じないデザインと唯一無二の継ぎ目なしアルミフレーム。もちろんスペックも必要十分なBFはカメラ好きなら気になるし手に取ってみたいと思ってしまうのでは無いでしょうか?僕は…欲しいかも…?

みなさんのご意見もコメントいただけると非常に参考になります。スマホカメラの性能向上が目覚ましい中で、カメラの存在意義というのは間違いなくありますので少しでもカメラ界隈が盛り上がればなと思います。