小さいのに超ワイドな焦点距離を確保している、コンパクトカメラ…LUMIX FZ85Dをちょっと調べてみました。
はい、皆さんこんにちはこんばんはSkei-Styleです。今回は、2024年に発売されているLUMIX FZ85Dが気になって調べてみましたので動画にして投稿しました。知っている人も今一度復習がてら、あるいは知らなかった人はこんなカメラもあるのかと参考にしていただければと思います。
このチャンネルでは、撮影機材からガジェットなんかの紹介、そして今後はvlog的な動画や映像作品も投稿していきたいと考えています。他の動画も見ていただいて、興味が出た方はぜひチャンネル登録していただけると非常に励みになります。
それでは行きましょう!
LUMIX FZ85Dの詳細
気になって、調べたLUMIX FZ85。僕が気になった理由が仕様表にあります…。
それがこちら↓
サイズ | 幅 約130.2×高さ 約94.3×奥行 約125.2mm(突起部を除く) |
重量 | 約596g(本体)、約640g(メモリーカード、付属バッテリーパック含む) |
端子 | [HDMI]:Micro HDMI タイプ D [USB/CHARGE]:USB 2.0(High Speed)対応/USB Type-C |
記録メディア | SDカード/SDHCカード(UHS-1対応) SDXCカード(UHS-1対応) |
モニター | 3.0 型TFT 液晶(3:2)(約184 万ドット) (視野率約100%) タッチパネル |
有効画素数 | 約1810万画素 |
焦点距離 | 3.58~215mm(35mm 判換算:20~1200mm) |
開放絞り値 | F2.8~F5.9 |
撮影可能範囲 | 通常:30cm(W端)/1.5m(T端)~∞ AFマクロ/MF/インテリジェントオート/動画:1cm(W端)/1.5m(T端)~∞ |
ISO感度 | AUTO / iISO / 80 / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 / 2000 / 3200 / 6400(拡張ISO感度)/ 1/3EV ・1EVステップ 切換え可 |
露出 | プログラムAE(P)/絞り優先AE(A)/シャッター優先AE(S)/マニュアル露出(M) |
画像ファイル | 静止画:JPEG(DCF準拠/Exif2.3準拠) / RAW 動画:AVCHD Progressive/AVCHD / MP4 |
サイズは前回の動画で紹介した、コンデジのLUMIX TZ99には流石に劣ります。僕の持っているLUMIX S5Ⅱくらいですかね。ただ、これは超望遠を実現するためのレンズが本体と一体になっているのもあって大きくなっているのもあります。
ただ、レンズまで付いて重量640gはかなり軽い。そしてこのサイズと重量でいて20mm〜1200mmまでの超望遠を実現するこのカメラは、人を選ばずこれさえあればどうにかなってしまう人が多いでしょう。
はい、今の焦点距離というのが僕の1番気になった特徴。超広角の20mmから始まり、超望遠の1200mmまでいけちゃうこの広い焦点距離を確保してしまっているんです。本当に、なんでも撮影できちゃうんじゃないか?と思います。
センサーサイズと撮影可能範囲
まぁセンサーサイズは1/2.3型と小さめですが、これのおかげで圧倒的な望遠距離をこのサイズで実現できている訳ですね。仕様表にもありますが、この焦点距離は35mmフルサイズ換算での焦点距離なら1200mmまでいけるということです。35mmフルサイズを基準にセンサーサイズによって、必要な焦点距離が変わり、このカメラの1/2.3インチセンサーで焦点距離3.58mm~215mmであればフルサイズなら約6倍になるので20mmから1200mmとなります。センサーの大きさがキーになっています。
あとは撮影可能範囲がなかなか素晴らしい。撮影方法によるみたいですが、ワイド端で1cmまでイケちゃう。テレ端でも1.5mまで寄れたら、1200mmまでズームしてとんでもなく大きく写せますよね?まぁ、なかなか1200mmは使う焦点距離じゃないんですが、あればあったで意外と助かる場面も多そうなのも事実。
てか、そもそも1200mmのフルサイズ用のレンズってあるんですかね?600mmでも半端ないくらいでかいんですよ…。撮影してたりガジェット好きな人ならわかると思いますが、僕あれ最初見た時びっくりしました。そんな焦点距離相当のレンズを手のひらに乗せられるのは非常に魅力的ですねぇ。
LUMIX FZ85D撮影能力
写真・動画はこんな感じになってます。
静止画 | ・アスペクト[4:3]設定時 4896×3672(18M L)/3456×2592(9M M)/2400×1800(4.5M S) ・アスペクト[3:2]設定時 4896×3264(16M L)/3456×2304(8M M)/2400×1600(4M S) ・アスペクト[16:9]設定時 4896×2752(13.5M L)/3840×2160(8M M)/1920×1080(2M S) ・アスペクト[1:1]設定時 3664×3664(13.5M L)/2592×2592(7M M)/1824×1824(3.5M S) |
動画 | 【MP4】 3840×2160 (4K/30p : 約 100Mbps) (センサー出力30コマ/秒)) 1920×1080 (FHD/60p : 約 28Mbps) (センサー出力60コマ/秒)) 1920×1080 (FHD/30p :約 20Mbps) (センサー出力30コマ/秒)) 1280×720 (HD/30p : 約10Mbps ) (センサー出力30コマ/秒)) 《ハイスピード動画設定時》 1280×720 (HD/30p) (センサー出力120コマ/秒) 640×480 (VGA/30p) (センサー出力240コマ/秒) ・最大記録時間:4Kは15分、FHD60pは29分59秒、それ以外はカードの空き容量に依存 ・音声圧縮方式:AAC(2ch) 【AVCHD】 《AVCHD Progressive》 1920×1080 ( FHD/60p : 約28Mbps ), 60p記録 (センサー出力60コマ/秒) 《AVCHD》 1920×1080 ( FHD/30p : 約24Mbps ), 60i記録 (センサー出力30コマ/秒) 1920×1080 ( FHD/60i : 約17Mbps ), 60i 記録 (センサー出力60コマ/秒) ・最大記録時間:FHD/60p、FHD/60iは29分59秒、FHD/30pはカードの空き容量に依存 ・音声圧縮方式: Dolby Audio (2ch) |
シャッタースピード | 静止画:60秒~1/2000秒(シーンガイドモードで[夜景をアーティスティックに撮る]を選択し、メカシャッター使用時)、4秒~1/2000秒(上記以外、メカシャッター使用時)、1秒~1/16000秒(電子シャッター使用時) 動画: 1/2 秒~ 1/16000 秒 (クリエイティブ動画モードで[M]に設定し、[MF]選択時) 1/30 秒~ 1/16000 秒(上記以外) |
測光方式 | マルチ / 中央重点 / スポット |
手ブレ補正 | ○(OFF/ON) |
前回紹介したTZ99と同じように、4K動画は15分、60pFHDは29分59秒。これに関しては、もうこの価格帯の機種は基本セットみたいな感じなんでしょうね。そこまで長時間撮ることは少ないでしょうから、まぁまぁ不自由はしない撮影時間なんじゃないでしょうか。
こういう感じのちょっと長めの撮影では不自由ですが、まぁ計画をきちっと組んで撮影すれば使えなくはないと思います。
手ブレ補正機能は一応搭載されています。シャッタースピードも普通の撮影、普通って言ったらあれですけど全く問題ないでしょう。
手ブレ補正は光学式
搭載されている手ブレ補正機構は、レンズシフト式(光学式)となっています。これはレンズ内の手ブレ補正で、レンズ自体を上下左右に動かして手ブレを補正します。
メリットとして…
- 光がセンサーに取り込まれる前に補正するため画質の劣化がない。
- センサーによって揺れを検知して補正するので、ズーム中も補正が効く。
デメリットは…
- 駆動装置が内蔵のため大きめになる
- 消費電力が大きい
- 衝撃に弱い
といったことが挙げられます。
ボディ内手ブレ補正は無いようなので、LUMIX S5Ⅱや2月発売予定のG99 M2なんかには流石に劣りますね。とはいえ価格が価格なので、そこまでのハイスペックを求めるのはナンセンスでしょう!
光学式とは別に電子手ブレ補正というのもあります。電子手ブレ補正はセンサーで取り込んだ後の光情報を、部分的に切り抜いて補正をかけるので画素数が少ないカメラでこの方式だと画質が荒くなります。全体の画素の一部を切り抜いてその部分を動かすことで補正をかけるのであとは、手ブレが大きめの映像だと端の方に歪みが出たりしますので扱いが難しかったりします。ただ、機械的な駆動箇所がないので手ブレ補正に関する部分では故障がないのはメリットですね。
お求めやすい価格!
ということでこちらのカメラの価格に付いて。比較的軽量でコンパクトなレンズ一体のFZ85は思ったよりも価格がリーズナブルな印象でした。
それがこちら!
そうなんです。このカメラ、非常にお求めやすい?価格なんです。レンズ一体型で、超望遠までいけるズームレンズを搭載した小型軽量カメラをこの値段で手にできるなら…手にして使ってみたいですねぇ〜。
光学ズーム最大60倍を実現!さらに…
先程から頻繁にズームがすごいズームがすごいと連呼していますが、このカメラは光学ズームで60倍の35mm換算で1200mmの焦点距離を実現しています。もう一度言います、光学ズームで…!なので画質の劣化がないので心置きなくズームを使用していけますね。
60倍からさらにデジタルズームで240倍まで拡大できるみたいなので、使用目的によっては大いに活躍することでしょう。iAズームを使用すれば60倍から120倍の範囲は、解像感を保ったまま拡大が可能になるようなのでこれもかなり使い道は多そうです。
「6万円…高いなぁ、もっと安いカメラでいいや…」
って思う人もいるとは思います。そのくらいの思い出で終わらせるなら別に、安い機材で良いと思います。でもどうせ思い出を残すのなら、それがなんとか手にできるならそっちで撮ったほうが良くないですか?ということを言いたい。
「いや、金あるやつは黙ってろ!こっちはそんな稼げねぇんだよ!」
という人も間違いなく居ますよね?それを言ってるうちは、その程度です…どうぞご自由に。すいません、最近周りでも文句は言うのに行動はしない人が多すぎて愚痴ってしまいました。ほんと嫌になってきます。
僕が言いたいのは6万円でこんなカメラが手に入るのはお得だと言う話です。カメラで6万円は安いという認識は間違ってますかね?感覚バグり始めてる?
まとめ
はい、と言うことでLUMIX FZ85Dについてお話ししてきましたが、いかがだったでしょうか?他にも細かい機能はあるんですが、大まかな部分をお話ししてきました。
より一点に集中してフォーカスを合わせたい場合に使えるピンポイントAF。
望遠撮影時に被写体を見失ったときボタン1つでズームアウトして素早く被写体を見つけることを可能にするズームバック機能。
ピントが合っている位置を視覚的に確認できるピーキング機能も搭載しています。撮影において便利な機能を数大く搭載している本機。ぜひ選択肢の1つに加えてみてはいかがでしょうか?
こんな情報からガジェットなんかの紹介もしていこうと思っていますので、他の動画も見て気になった方は高評価・チャンネル登録してただけると非常に励みになります。
ここまでご覧いただきありがとうございました。ではまた!