6月8日にサイバー攻撃を受けたことにより、KADOKAWAは「ニコニコ動画」や書籍出版といったグループ全般に障害が出ていた。
身代金要求型のコンピューターウィルス「ランサムウェア」が使用されたと見られ、6月27日にダークウェブ上にて犯罪集団【BlackSuit】から犯行声明とともに脅迫にも受け取れる文章が公開された。
身代金の要求
すでに身代金4億7千万を支払い、味を占められ追加で支払いを要求されている様子のKADOKAWA。
追加の額は13億円。
とんでもない額だが、そもそも身代金要求などは結果をコントロールできる攻撃側に利があるもの。
支払ったとしてもデータが元通りになる可能性が100%ではない以上、その意思決定は慎重に慎重を重ねて実行する必要がある。
承認を経ていなかった?
1個人が独断で決定したのではないにしろ、「取締役会の承認を経ていなかった」と言うのはかなり問題だろう。
コンプライアンス的な問題の話にもなってくるので、今後のグループの状況にも注目したい。
1.5テラ分の情報が流出?期限は7月1日…
ハッカー集団「BlackSuit」によると、入手したデータは1.5テラバイト分。
その中には従業員の個人情報、社外秘の機密データまでもが含まれているとダークウェブ上に書き記されている。
期限までに支払いがなされない場合、盗んだデータの開示を行うと脅迫してきている。
支払ったとしても…
追加の身代金を支払ったとしても、イタチごっこのようになってしまう可能性の方が高い。
それに納得したとしても情報が戻ってくる保証もないため、KADOKAWAがどのような対応を今後するのか注目していきたいと思う。
心配ならセキュリティソフトの検討を!
一般家庭でも不審なメールを誤って開いてしまったり、怪しいサイトに飛んでしまったり…
あるいはお子様が知らないうちに、そういったサイトに飛んでしまうこともあるだろう。コンピュータウィルスへの感染は誰であっても十分に考えられる。
そういった事への対策として、セキュリティソフト「ESET」をお薦めしたい。
・常駐時の他アプリケーションへの速さ
・セキュリティソフト起動時のPCの動作の軽さ
・コストパフォーマンス
・ウイルス検出力
・ウイルススキャンの速さ
あらゆる項目で高評価を獲得しているこちらのソフト。
ぜひ導入して、他人事では済まされないウィルスへの対策を万全にしてネットサーフィンを楽しんでほしい。