最近さまざまな事にアンテナを張ったほうが良いかなということでYouTubeを活用している。
その中で色々な本の内容、世の中の流れなんかを分かりやすく要約して説明しているチャンネルがあった。
それは《中田敦彦のYouTube大学》である。
これは本当に分かりやすく噛み砕いて説明されていて、頭に入ってきやすい。例え方も納得できて理解しやすいので気になる方は見ていただきたい。
批判や罵倒なんかもされやすいジャンルのチャンネルではあるが、私は参考にさせてもらっている。
【知らないものは詐欺という意識】
日本人特有なのかどうかは定かではないが「知らないことを人は詐欺で片付ける」ということが上記の対談動画で語られていた。
言葉自体は芸人の西野亮廣さんが発したものだ。
絵本作家としても有名な西野さんは、2013年に個展をニューヨークで行うための資金調達をクラウドファンディングで実施したそう。
何も知らない人はそれが「詐欺だ!」「宗教じゃないか!?」などという声がかけられたらしい。
その時はまだクラファンがまだ浸透していない時であって、そういう声が出るのは仕方ないのかもしれない。でも叩く前に調べたらいいんじゃない?とも感じる。
ただそういう所にこそ何かチャンスがあるのではないか?と感じた。
【批判する前に…】
何か新しいことを始めている人、新しいことを導入した時に、妬ましいのかどうかは知らんが調べもせず頭から批判する人たちが多い事実を見て本当にどうかと思う。
それがどういうものでどういう意図があって、どうなって何が実現するのかを調べたり想像してみて、それでも納得できなくてもいちいち批判、罵倒しなくても良くないか?
人としてどうなの?
何か自分のためになるのか?なるとしたらつまらない心の隙間をちょっと埋めるくらいだろう。
そんなもので満足できる程度の人間にはなりたくない、と心から思った。
そういう投稿、書き込みは年齢が比較的上の方でもしているようで悲しくなってくる。
【夢を語れば笑われ引き摺り落とされる…】
西野亮廣さん作のえんとつ町のプペル。元は絵本だったが映画にもなった素晴らしい作品。この作品に込められた意思を知った時に涙がこぼれてきた。
挑戦者に対して、叩く側に周り自分が正しいことを証明しようとする人が溢れるこの世界。
昔の魔女狩りのようにも見て取れる現在の世界。
そんな世界を終わらせたいという思いが込められた作品だそうです。
この正解で溢れてしまった世界、みんなが知らないようなことが叩かれやすくなってしまった時代に、挑戦者が救われるんじゃないかと感じた作品でした。
ルビッチの言葉「誰か見たのかよ、誰も見てないだろ!だったらまだ分かんないじゃないか!」
この言葉を刻んで子供たちにも新しい挑戦をすることが素晴らしいということを、胸に刻んで生きたいと思う。